『僕たちはまだその星の校則を知らない』 月島琉衣と磯村勇斗の心に残るやり取り

磯村勇斗さん主演ドラマ『僕たちはまだその星の校則を知らない』。
このドラマはとても叙情的で詩的で、「宇宙から見れば、私達はなんてちっぽけなんだろう」と思わせてくれる、磯村勇斗さん演じる白鳥健治の感性で不思議な空気に。
とても優しくなれるドラマです。

毎回違う高校生たちをメインに、それぞれが抱えるいろんな問題を白鳥健治のスクールロイヤーとしての視点と本人が持つ優しさとで、「解決」するのではなく「寄り添って」行く。
そして学生も成長していく、そんなドラマ」です。

特に、第4話の月島琉衣さんと磯村勇斗さんのやり取りが心に残りました。

物語の展開の中で、二人が向き合うシーンはとても自然。

月島琉衣さんの演技に惹き込まれる

月島琉衣さんは、どこか周とは違った感性を持つ、心優しい江見芽衣を演じてます。

第4話では、副校長の三宅先生が誤って全校生徒の成績や順位を公開してしまい、大問題に発展します。
特に江見さん(月島琉衣)は最下位が知られてしまい、コメントに「とんちんかん」と書いてあったりと大きなショックを受けます。
学校側は謝罪を避け三宅先生を辞職する事で事なきを得ようとします。
三宅先生の辞職を知らされた江見芽衣の取った行動とは?

セリフの一つ一つがとても自然で、「江見芽衣ちゃんはこんな子なんだろうなあ」という、感想を書いてる私も不思議な事を書いてしまう、ほんとに別次元な気持ちになりました。

江見さんと話してると、みんな優しくなるだろうと思いました。

磯村勇斗さんの存在感

一方の磯村勇斗さん演じる白鳥健治も、やはり不思議な感覚の持ち主。
相手の気持ちを受け止め方が、私達の知る常識ではなく相手の立場を片側から見るのではなく、「こんな角度からきたか!」となるほど、法律家としての視点も交えていながら、でも誰も責めない優しさ。

月島さんと話したのあとで、「お母さん、江見さんは本当にやさしくて、~」の言葉の後、母は涙を流します。
最愛の娘を理解してもらえた嬉しさと安堵。
力が抜けたんだと思います。
この気持ち、非常によく分かります。
二人の掛け合いはテンポがよく、ワクワクする空気感を作り出していました。

第4話で印象に残ったのは「素直さ」

この第4話を観て改めて思ったのは、「素直でいることの大切さ」。

白鳥健治との起きた問題の広がり方を宇宙のビックバンや量子力学的観点から話す、
江見芽衣のやり取りが本当に楽しそうで、何度も繰り返しみてしまいます。

二人の「わかってもらえた!」の嬉しさが素直に表れてて、観ていた私も幸せな気持ちになるからです。
この時のお二人の可愛いこと。
月島琉衣さんがかわいいのは当たり前ですが、磯村勇斗さんが可愛く見えてしまうなんて。
毎回思うのですが、役者さんは本当にすごい。

今後の二人の関係に期待

第4話の二人のやり取りを通して、今後の物語がどう展開していくのかさらに楽しみにです。

自分の好きなものを、分かち合えた時の喜びと熱狂。
みんなに分かってもらえなくても、一人にわかってもらえればいい。
それだけで、心強く頑張れる。
勉強が出来なくて、みんなからも変だと言われて疎外感を感じて不登校になった過去がある江見芽衣。

そんな彼女が健治との出会い、天文部との出会いでどのように成長していくのか。
それも必見です!
ドラマ全体としても青春の揺れ動く瞬間を丁寧に描いていて、観るたびに胸が熱くなります。
第5話以降も二人を取り巻くその他の学生の話や、堀田真由さん演じる幸田珠々さんと白鳥健治の関係からも目が離せません。

そして今後に期待したいこと

  1. 健治のさらなる心の変化
    学園での生徒や珠々との出会いで健治の自信につながっていくかが楽しみです。

  2. 珠々先生との関係の進展
    夏合宿で見せた微笑ましいやりとりは、二人の関係性が深まる予感。
    それがシナリオにどう活きてくるか注目です。

  3. 問題提議と解決のバランス
    ただの理想論では終わらせず、SNS問題やジェンダーといった現代的テーマも丁寧に描かれていて、さらに議論が広がる展開を期待しています。

全体として、校則問題を端に、登場人物たちの内面や人間関係を丁寧に描写してくれる今の流れがすごく心地いいです。
「思春期の繊細な揺らぎ」と「個人の成長」が融合したドラマとして、このまま深みを増していってほしいと思っています。

まとめ

『僕たちはまだその星の校則を知らない』第4話での月島琉衣さんと磯村勇斗さんのシーンは、ドラマ全体の中でも特に心に残る名場面でした。

お互いの魅力を引き出し合っていて、役者としての実力を改めて実感。
次回もまた、この二人のやり取りを楽しみにしています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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