俳優・高橋一生さんが2024年に女優・飯豊まりえさんとの結婚を発表し、多くのファンから祝福の声が寄せられました。
しかしその陰には、知られざる壮絶な生い立ちと、母親との10年にわたる断絶、複雑な家庭環境がありました。
「優しい」「誠実」「演技力がすごい」と高く評価される高橋一生さんですが、実はその人間味あふれる演技の背景には、幼少期からの苦悩や葛藤が深く影響しているのです。
本記事では、高橋一生さんのプロフィールやデビューのきっかけ、複雑な家族構成、そして結婚相手である飯豊まりえさんの人柄まで、丁寧にご紹介します。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
高橋一生のプロフィールとデビューきっかけ
高橋一生(たかはし いっせい)
1980年12月9日生まれ
東京都港区出身
身長 175㎝
血液型 O型
幼い頃は、ちょっとふさぎこみがちで、あまり感情をださなかった高橋一生さん。
習い事のひとつで児童劇団に入っていたそうです。
小学校2年の時の劇団の自主公演の舞台で、演技で感情を見せる高橋一生さんを、祖母が「めちゃめちゃ喜ぶじゃん」と思ったと話してます。
その時に、お芝居をやってみようかな。と思ったそうです。
1990年に「ほしをつぐもの」に出演、デビューします。
その後、1995年のスタジオジブリ映画『耳をすませば』で声優として、「天沢聖司」の声として出演します。
その後もドラマ『僕らは奇跡でできている』『凪のお暇』など、多くの作品で重要な役を務め、幅広い世代から支持を集めています。
舞台にも出演しており、演技派俳優としての評価も年々高まっています。
いろんなドラマに出演されてますが、私が好きなのはやはり「岸辺露伴は動かない」ですかね。
漫画原作でファンも多く、ジョジョシリーズのスピンオフ作品なので難しいと思うのですが、摩訶不思議な世界観を見事に表現してました。
「ヘブンズ・ドアー!」と言う声も、ほんとイケボです。
高橋一生の家族構成は?
私が今回リサーチした中で最も驚いたのは、高橋一生さんの家族構成です。
なんと、5人兄弟の長男であり、弟が4人いるそうです。
しかもその弟たちは異父兄弟。父親が3人。
つまり、父親がそれぞれ違うという複雑な家庭環境なのです。
高橋一生さんは母親の最初のパートナーとの間に生まれました。
次男と三男は二人目のパートナー、四男と五男は三人目のパートナーとの間に生まれた兄弟です。
幼い頃から、父親が変わり兄弟が増えていく…。
ちょっと想像できませんが、当時は色んな感情があったと思います。
高橋一生の母はどんな人?
高橋一生さんの母親は、元子役として活動していた時期があると言われています。
過去にバラエティ番組でご本人が語ったことによると、母親の影響で自身も児童劇団に入ったそうです。
しかし、その母親との関係は決して良好なものではなかったようです。
母親は、いわゆる「毒親」だったとされています。
金遣いが荒く、借金を繰り返し、子どもの友人にまでお金を無心することもあったというから驚きです。
想像もつかないような家庭環境で、高橋一生さん自身とても苦労なさったんだと思います。
特に衝撃だったのは、「高橋一生さんの車を勝手に売ってしまった」というエピソードです。
この出来事がきっかけで彼は「母と縁を切る」と決意し、その後10年間、一切会わない関係が続いたそうです。
しかし、母親が末期の癌にかかり、弟である安部勇磨さんから知らされてから、再会を果たします。
その再会の場では、会話というよりもただ手を握り合い、静かな時間を過ごしたそうです。
そして2015年に他界されました。
波乱万丈な母の人生に巻き込まれて、高橋一生さん自身とても壮絶な青春時代だったと思います。
母親に対していろんな感情があったと思います。
でも、10年間の空白の時間ののちに過ごした二人の時間。
想像するだけで、涙がこぼれそうになりました。
一言では当然言い表せられない、いくら言葉にしても足りない。
これも『愛』だと思います。
高橋一生さんは兄弟の面倒をよく見ており、まさに“親代わり”だったそうです。
弟のオムツを替え、ミルクを与え、家事をこなす姿は、現代で言う「ヤングケアラー」の典型だったと思います。
高校生という多感な時期に、自分の時間を犠牲にして家族のために尽くした高橋一生さん。
その人間性が、今の俳優としての深みを支えているのではないかと感じました。
高橋一生の妻、飯豊まりえはどんな人?
そんな壮絶な家庭環境を乗り越えた高橋一生さんが、ついに「自分の家庭」を持つ決意をされました。
2024年5月16日、当時26歳、17歳年下の女優・飯豊まりえ(いいとよ まりえ)さんと結婚されたのです。
私もニュースでこの報道を見たとき、これは「岸辺露伴LOVE」だな、と思いました。
「ああ、ようやく高橋一生さんにも、心から笑える家族ができたんだな」と、まるで親戚のような気持ちで嬉しくなりました。
2人は2020年からNHKのドラマ『岸辺露伴は動かない』で共演。
その後、映画版などでも共演を重ねて関係を深めたそうです。
1年ほどの交際を経て、今回のゴールインとなりました。
高橋一生さんは飯豊まりえさんについて、「彼女は自分の発する言葉で自身を穢すことなく、明るく生きることを諦めない人」と表現しています。
言葉のひとつひとつに、高橋一生さん自身がどれほど救われたかがにじみ出ていて、私はこのコメントを読んで涙が出ました。
一方の飯豊まりえさんも、「知恵を使ってお茶目に人生を楽しむ彼の人柄に惹かれた」と語っています。
年の差を超えて、互いを支え合い、尊重し合う関係なのが本当に素敵だなと思いました。
まとめ
私は今回のリサーチを通じて、高橋一生さんの人生がどれほど波乱に満ちていたか、そしてそれをどう乗り越えてきたかを知ることができました。
正直、俳優としての華やかな表舞台からは想像もつかないほどの過去です。
ですが、それでもなお優しさと静かな情熱を忘れない彼の姿に、私は深い敬意を抱かずにはいられません。
そして、その人生に明るい光をもたらしてくれた飯豊まりえさんとの結婚は、高橋一生さんにとっての“救い”であり“再出発”なのだと思います。
これからのお二人が、穏やかであたたかな家庭を築かれることを、心から願っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。